【必読】安全にキャンプをするために有効な風対策5選!

キャンプ
AYU
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みなさんこんにちは!

自然を満喫できるキャンプって最高ですが、自然って怖さもありますよね。

キャンプは街の喧騒から離れ、自然の中でゆっくりとした時間を楽しむのも醍醐味の一つです。

せっかくなら晴れた日にキャンプしたいと思い、キャンプの日が近づくと天気予報を毎日チェックすることも。

しかし、天気よりももっと気にしてほしいことがあります。それはです。

日常生活の中で風速を気にして天気予報を見る人は少ないかもしれません。

しかし、キャンプでは風対策をしっかり行うことが大切です。

最悪の場合、テントやタープが折れたり破れたりしてしまったり、物が飛んでケガをしたり、火が思いもよらぬ燃え移り火事が起きてしまったりすることがあります。

この記事ではキャンプをする全ての人が安全に楽しくキャンプを行うための対策を紹介します!

風速の目安は?何mがどれくらいの体感?

台風のように風速20mの予報と言われると、あぁ風が強いんだなとなんとなくわかりますよね。

しかしキャンプではどの程度の風が危ないなんていうのはよくわからない人が多いのが現状。

ここでは各風速における体感やキャンプの実施可否の目安をGPV気象予報を参考にまとめていきます。

風速0~3mは特に問題なし。

天気予報を見て風予報の欄に風速3m以内で記載されている場合は問題なくキャンプが出来ます。

テントやタープはしっかりとロープを張り、ペグダウンしてくださいね。

風の体感としては顔に風を感じる程度。

3mほどになると木々の葉っぱが揺れ動いて風が吹いているなと感じます。

風速5mでは焚火は中止した方がいい。

ふもとっぱらキャンプ場という有名なキャンプ場では風速5mになると焚火中止・禁止のお知らせが出ます

火の粉が飛んで危険なので焚火は中止し、風防をしてコンロやバーナーを使うなどを検討しましょう。

調理器具が倒れて怪我をするリスクや火の粉がテントや枯れ草へ飛んで火事になるリスクもあるためバケツに水を溜めて置いたり、消化器などを用意してもいいでしょう。

風の体感としては風速5mほどになると水面に波紋が現れ、葉のある樹木も揺れ始めるため風が強いなと感じるでしょう。

風速6~8mではキャンプ中止した方がいい。

風速6mを超えてくると大きな枝が動いていたり傘を差しにくいなと感じる程度の風が吹いています。

海だと波の大きいものが出来始めます。

キャンプに慣れていない方はもちろん、ベテランの人でも6mを超える風の場合、安全のためにキャンプの中止を検討してください

風速とは一定時間内の平均でしかないため突風が吹くことも。

気象庁によると、風速とは10分間の平均風速を指しているとのことです。

つまり、予報が風速3mだからといって常に風速3mの風が吹いているというわけではないという事です。

2022年4月16日のふもとっぱら
ふもとっぱらキャンプ場の風速表

上図は私が4月に静岡県にあるふもとっぱらキャンプ場に宿泊した時の風速表です。

風の変化が激しく、急に7~8mの突風が吹いて周りのキャンパーのタープやキャンプ道具が飛んでいく場面も・・・とても危険だったことを覚えています。

風向きや風速は常に変化し続けるためしっかりと備えていきましょう。

それではこれから安全にキャンプをするための風対策を紹介していきます!

5つの風対策を紹介

それでは5つの風対策を紹介していきます。

キャンプ場は林間サイトを選ぶ

林間サイトでは周りに木がたくさん生えているため風の影響が弱まる可能性があります。

逆に高原や開けた場所だと突風が吹くリスクがあるので天気予報の情報に安心せずしっかりと対策していきましょう。

タープは諦めるか低めに設営する

タープは風の影響を強く受けます。どうしても設営したい場合は設営に工夫が必要です。

工夫としてタープの片側を低めに張ったり、タープ全体を低めにして風の影響を受けにくいように設営する必要があります。

camphackさんのページで貼り方については詳しく紹介されてますので参考にしてみてくださいね。

風に強いタープの貼り方

風上にテントの入り口を向けない・車をうまく使って風防にする

ある程度風向きが決まっている場合は風上にテントの入り口が向かないようテントを張りましょう。

また、車を風防代わりにして風が直接テントやタープに吹き込まないように工夫する方法も有効です。

風防があると火が安定しますので安全に焚火が出来ます。

寒い時期ですと反射板になり暖もとれるので一石二鳥ですよ。

キャンプ道具などは日中離れる場合や夜寝るときはテントの中へ収納する

風はいつ強くなるかわかりません。自分たちが目を離したすきに突風が吹きキャンプ道具が飛んでいくなんてことも・・・。

物が地面に落ちて転がっているぐらいだといいかもしれませんが、道具を破損したり飛んで行って誰かをケガさせてしまうことも・・・。

その場を離れたり、寝る時は広げた道具たちは出来る限り車の中やテント内にしまっておきましょう。

コンテナなどを用意しておくと収納も苦になりませんよ。

snow peakのシェルフコンテナはオシャレで洗練されたデザイン、スチール製で頑丈です。

3つまでなら積み重ねることが出来るので収納場所もかさばらない点がおすすめです。

また我が家も持っているDODのテキーラキッチンレッグを使用すると機能性もデザイン性も抜群でテント内でもオシャレに収納ができるのでとてもおススメです。

テキーラキッチンレッグ
テキーラキッチンレッグ使用感

ペグは鍛造ペグorチタンペグがおすすめ

テントを購入した時についてくる初期のペグは短く華奢で耐久性も弱いため、突風が吹くと抜けてしまって危険です。

最悪他人に当たりケガさせてしまうことになりかねません。

そのためペグは地面にしっかりと刺さる鍛造ペグorチタンペグをおススメしています。

風が強い場合、長さは20㎝後半~30㎝以上あると安心です。

正直、snow peakの鍛造ペグはちょっと高いな・・・という方。

我が家はOUTODOORMASTERさんの鍛造ペグを使用していますが全く問題ないのでおすすめです。

amazonだと30㎝鍛造ペグ10本で2200円弱の価格で購入できます。

出来るだけ軽くて丈夫なものが良いという方にはチタンペグがおすすめです。

soomloomさんのモノが安くて製品も信頼できて良いですよ。

ペグは消耗品ですが1度買うとしばらくは使えますので良いものを買ってしまうのも一つの手ですよね。

ペグは安全にキャンプするためにとても大事な道具の一つになるのでテントに付属している初期ペグに頼らずしっかり課金しましょう。

まとめ

キャンプでは晴れだからって油断しちゃいけません。風速もとても重要です。

晴れてるから何も問題ないと舐めてかかるといつか痛い目にあってしまいます。

しっかりと対策を行い怪我無く安全に快適にキャンプを楽しんでいきましょう!

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