みなさんこんにちは!AYUです。
皆さんはマテ貝って知っていますか?マテ貝は穏やかな内海に住む細長い貝です。
マテ貝を煮て乾燥させたものは中華料理では高級食材として扱われています。
味にクセはなくアサリに似たような味で美味しいですよ♬
マテ貝の旬は3月~5月です。マテ貝の潮干狩りはこれからの時期にピッタリのアウトドアレジャーですね♬
マテ貝掘りの方法を簡単に言うと、
穴を掘る→穴に塩を入れる→マテ貝が飛び出してくる→手で引き抜く
こんな感じです。
私はアサリの潮干狩りよりもマテ貝採りのほうがめちゃくちゃ楽しくて大好きです(*’ω’*)
この記事ではそんなマテ貝採りの旬の時期や方法・必要な道具、調理方法について詳しくまとめていこうと思います!
モグラたたきならぬモグラ抜きのような楽しさがありますので友達同士でもカップルでも夫婦でも家族でも楽しめるアウトドアレジャーだと思いますよ♬
マテ貝とは
マテ貝とは細長い貝殻の中に身を包む体長10㎝程度の貝殻です。
マテガイ(馬刀貝、蟶貝、鮲貝、学名 Solen strictus、英:razor clam)は二枚貝綱マテガイ科の1種。鞘に収めた馬手差(刺刀)に近い形状からこの名がついた。
引用:wikipedia”マテガイ”
日本では、東北以南の波のおだやかな内海の砂浜に見られる。特に西日本で多く食用とされる。
ちょっと変わった形をしていますが、味に癖はなくアサリに似たような味がして美味しいです。細長い形状をしている分、アサリよりも身が大きく食べ応えもあります♬
私は福岡に住んでいた時に行橋の白石海岸というところでマテ貝を採っていました。
※現在、コロナ感染状況に応じて潮干狩りを禁止していることもありますので潮干狩りに行く際は各自治体HPの確認をお願いします。
マテ貝の性質
マテ貝は砂の表面から数十cm~1m程度の深さに住んでおりプランクトンを食べて生活しています。
塩分濃度に敏感な生き物で急激な塩分変化を感じると潮が満ちたと勘違いして巣穴から飛び出してくる性質があり、その性質を利用して私たちはマテ貝を採ります。
長崎県五島列島のマテ貝堀り熟練者はトンガという鍬で砂浜の表面をコツコツ叩き巣穴を見分けて効率的にマテ貝を採取できるようですが、このレベルを目指す必要はないです。
マテ貝採りの旬の時期と場所
マテ貝はアサリの潮干狩り同様、干潮時の前後2時間程度を狙っていきます!
マテ貝採りに行く日の潮の状況についてはネットで事前に情報収集していきましょう。
潮の満ち引きについては気象庁のHPでも調べられます。
他にも潮干狩りに行く場所の名前をgoogleの検索窓にいれて「〇〇 干潮時間」と調べても出ると思いますよ♬
マテ貝が採れる場所に関しては東北より南の穏やかな内海が多いようです。採れる場所に関しては「〇〇都府県 マテ貝」とネットで検索してみてくださいね。
マテ貝採りに必要な道具
クワorスコップ(シャベル)
塩と塩を入れる容器
マテ貝採りには塩が必要です。
高級な塩である必要はないのでスーパー等で売ってある1kg何百円かのサラサラした塩で大丈夫なので用意しましょう。
塩を入れる容器は100均等で売ってあるソース入れのような先がとがったタイプの容器がいいです。
塩は袋のままでも大丈夫なのですが、マテ貝が住む巣穴に塩を振りかけるので先に書いた容器に入れたほうがやりやすいです。
ゴム手袋
必須ではないですが砂から出てきたマテ貝を掴むのでケガ防止や汚れ防止のため用意するのもいいかもしれません。
バケツ
これは採ったマテ貝を入れておくための容器になります。普通のバケツで大丈夫です。
その他、持ち帰るためのクーラーボックスなどは基本的にはアサリ等の潮干狩りと同じです。
汚れてもいい格好、靴
マテ貝採りはアサリの潮干狩り同様、干潮時の砂浜で行います。
砂浜にしゃがんで行うので裾の長い服などは着ていかないようにしましょう。汚れます!
時期によっては長靴やサンダル、クロックスなどを履きます。スニーカーは汚れてしまうので適していません。私は以前3月にマテ貝採りに行ったので長靴を履いていきました。
マテ貝採りの方法
マテ貝採りの時期や時間、場所もわかって道具も揃ったところでいよいよマテ貝採りに挑戦です。
穴を浅く広く掘る
深く穴を掘るイメージではなく砂浜の表面5cm~10㎝程度の深さで広く掘っていきます。
ここが一番大変なポイントです。腰を入れて頑張りましょう!!
穴めがけて塩を振りかける
砂浜に穴を掘った後、そこを見ると無数の穴が空いています。そこがマテ貝の住処になります!
画像でいう👉の絵文字の先にある穴です。
穴を見つければ穴めがけて塩を振りかけます!!量は多くなくても大丈夫です。
目安は小さじ一杯程度でしょうか。私はなかなか出てこない時は追い塩してました。笑
砂浜から顔を出したマテ貝を引き抜く
しばらく待っていると、塩分濃度の変化を感知して潮が満ちたと勘違いしたマテ貝がニョキ!っと顔を出します。
そのニョキっと顔を出してきたマテ貝を掴んで引き抜いてください!!
次の動画をご覧ください。マテ貝掘りの楽しさが伝わると思います。
楽しすぎてテンションが上がってしまい気持ち悪い声が入ってますので音量に注意してください。笑
いかがでしょうか?まるでモグラ叩きならぬモグラ抜きといった加減で次から次へとマテ貝が顔を出します!( *´艸`)
マテ貝も一瞬だけ顔を出したかと思えば、フェイクか!!と気づいてすぐに砂の中へ引っ込もうとします。
人間 VS マテ貝の戦いです。マテ貝の身は柔らかいので切れない程度に優しく、でも力強く引き抜いてあげてくださいね!
マテ貝側も抜かれまいと意外と力強く抵抗してくるのですが手を離さずゆっくり引き抜いていくと観念してスルッと引き抜くことができます。それもまた快感ですよ♬
引き抜く際に注意してほしいのはマテ貝の貝殻の部分を掴んで引き抜くということです。
マテ貝が砂からニョキっと顔を出した時、貝殻より上部に身(水管)の部分が伸びているのですがその部分を掴んでしまうとマテ貝はその水管を自ら切断して砂の中へ逃げてしまいます。トカゲの尻尾みたいな感じです。
無事に捕獲できたマテ貝たちはバケツに入れて保管しましょう。砂場に置いておくと砂の中に潜ってしまいます。
マテ貝の下処理・調理方法
砂抜きの方法
まずマテ貝を流水で洗います。マテ貝を容器に入れてその中に3%食塩水ヒタヒタに浸かるまで入れます。ちなみに、3%食塩水の作り方は500gの水に15gの食塩(大匙1)で作ることができます。
容器の上に新聞紙をかぶせ暗くして、冷暗所で1時間ほど放置するとマテ貝の砂抜きは完了します。
砂抜きが終わったら流水で優しく洗ってあげてください。
調理方法
マテ貝の調理方法は基本的にはアサリと同じでOKです!
筆者は炊き込みご飯、酒蒸し、みそ汁、佃煮、バター醤油炒めにして食べましたよ♬
細長い見た目が気持ち悪いという方は刻んで調理するのもいいかもしれません!
まとめ
今回は私が大好きな外遊びの1つ。マテ貝採りについて書きました。
本当に楽しくて一人でも、友達同士でも、夫婦や家族でも楽しめるアウトドアレジャーじゃないかなと思います♬
機会があればぜひ行ってみてくださいね!
それではまた!Have a nice day!!
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