私たち夫婦は実家が遠方で近くに頼れる人がいないためこのサービスを登録しました!
私たち夫婦は実家が遠方なので何かあったときに助けてくれる親類が近くにいませんでした。
その時に、区役所の人から教えてもらったのが「ほっと子育てふれあい事業」です。
この事業は「子育ての手助けが欲しい人」と「子育て支援のお手伝いをしたい人」をマッチングさせて地域で助け合いながら育児をしていく北九州市が行っている事業です。
私たち家族も利用登録をしたので皆さんにも登録までの流れを紹介していきます。
「ほっと子育てふれあい事」って何?
事業の概要と目的
事業の概要
この事業は「子育ての手助けをしてほしい人」と「子育てのお手伝いをしたい人」が会員となり、地域の中で助け合いながら子育てを行う相互援助活動です。
これは国の事業で「ファミリーサポートセンター事業」と言われています。
この活動は収入を目的とするベビーシッターなどの活動ではなく、有償ボランティア活動なので注意が必要です。
子どもを見てくれる人は子どもを預かる専門職ではないので注意!
目的
子育て中の家庭が地域社会とつながり、一人で悩むことなく安心して子育てに取り組める環境を作ることが目的です。
また、支援を受けた人が将来子育てに余裕ができた時に、
次の世代の子育てを応援する側に回る、世代間の相互援助活動も目的となっています。
対象となる人々
主に北九州市内で子育てをしている家庭が対象となっています。
私は子どもが生後4ヶ月の時に利用登録させてもらいました!
どんなことがお願いできるの?多い依頼は?
お願いできること
お願いできることの例は以下になっています。
- 保育園や放課後児童クラブ、習い事の送迎
- 保育施設の時間外や、学校の放課後などの子の預かり
- 買い物など保護者の外出時の子の預かり
- 保護者の病気や冠婚葬祭など休養時の子の預かり
- 軽い病気で病児保育室などが利用できない場合の子の預かり
子どもを預かる場所は依頼会員の自宅または提供会員の自宅となります。
預かり場所については双方の話し合い・合意により決定します。
どのような依頼が多いかについては令和4年度においては以下の通りです。
保育園や幼稚園の送迎や、用事のある時の預かりを依頼する人が多いそうです!
私は自身の通院時の見守り依頼のため登録しました。
お願いできないこと
援助活動は原則として1人の依頼会員の対して1人の提供会員で行い、集団保育は行いません。
また、宿泊での預かりや家事支援なども行っていません。
利用するための登録方法と注意点まとめ
利用登録の方法
- STEP1ほっと子育てふれあいセンターへ電話で事前予約
電話(093−511-3081)に電話し登録手続きをする日程を決めます。
- STEP2センターへ行き事業の仕組みや活動内容についての説明を受ける
説明ビデオ鑑賞後、利用登録手続きをします。全部で1時間程度かかりました。
- STEP3提供会員が見つかり次第、センターから電話が入る
電話にて情報が伝えられた後、センターより提供会員さんの情報が郵送されます。
- STEP4自分で提供会員さんへ連絡を行い打ち合わせ日程を決める
届いた郵便に、提供会員さんの氏名や電話番号等の情報が記載されているので、1ヶ月以内に打ち合わせ日程を決めるための電話をします。
- STEP5打ち合わせ実施
打ち合わせ場所は、預かり場所(提供会員宅or依頼会員宅)で実施します。書類に基づきながら打ち合わせを進めていきます。
- STEP6打ち合わせ時に交わした書類をセンターへ返送
1ヶ月以内に書類を返送します。
- STEP7サービス利用開始
書類返送後よりサービス利用開始できます。
サービス利用開始までの流れは上記のような感じです。
利用開始までに、登録・打ち合わせ等のステップを踏まなければならないので、時間にゆとりをもった登録がおすすめです。
しかし、初めてセンターに電話をした際「急ぎの利用ですか?」と聞かれたので、急ぎの場合でも一度連絡して相談してみるといいでしょう。
打ち合わせに関しても、何かわからないことがあればセンターに連絡して下さいねと優しく教えてもらいました!
提供会員さんはできるだけ自分が住んでいる場所の近くの方を探してくれて、実際私自身も自宅から徒歩圏内の提供会員さんを紹介してもらえました!
家から近い方がお手伝いのお願いをしやすいですよね。
利用時の注意点
感染症対策について
コロナが第5類感染症となり、感染対策については個人の主体的な選択を尊重するという方針になりました。
ほっと子育てふれあいセンターの方針については以下の通りになっています。
1.マスクの着用は依頼会員・提供会員とも個人の判断 2.手洗い・うがい・消毒・換気などできる範囲での感染対策の実施 3.子どもや会員が37.5度以上の熱があったり風邪症状がある時に援助活動を行うかは会員同士で話し合う 4.子どもや会員、家族に風邪症状などある場合の当日キャンセル料は発生しない
報酬の支払い方法
サービス利用時の報酬は基本的にはその都度支払いです。
基本的な支払い方は現金を封筒に入れてサービス終了時に手渡し等ですが、本人たちの合意があればPayPayなどのキャッシュレス決済でも可能とのことです。
依頼会員・提供会員同士の連絡手段について
会員同士の連絡手段はLINEが多いらしく、私も提供会員さんとLINEを交換させてもらいました。
今後はLINEを通して、お手伝いの依頼や連絡を行なっていく予定です。
個人的には電話が苦手なので、急ぎ以外の連絡をLINEで行える点はよかったです。
やり取りの履歴が残るのも安心ですよね。
再打ち合わせの必要性
打ち合わせ時に活動依頼申込書というものを記載するのですが、その中に「支援してほしい内容」という欄があります。
どういう時に手伝いをお願いするか、の内容を記載するのですが、ここに書かれていないことを依頼する場合は再度打ち合わせが必要になります。
そのため、可能性があるものは全て記載しておいた方がいいと言われました。
私は、メインの利用目的は「通院時の見守り」ですが、今後は急用や求職活動時、リフレッシュ時なども依頼をする可能性があると考え、それらも併せて記載しました。
他には、長い間サービスの利用がなかった場合にも、再度打ち合わせを行い子どもの様子等について確認を行う必要があります。
まとめ
実際に提供会員さんとお会いして、打ち合わせを実施しましたがとても優しいお方で安心して依頼ができそうという印象でした。
「遠くの親類より近くの他人」という言葉があるように、何か困り事があったときに気軽に助けを求められる他人がすぐ近くにいることはとても心強いです。
登録したら絶対に利用しなければならないということもないので、とりあえず登録して何かあったときに利用するという方法をおすすめします。
このブログでは北九州市で子育て中の私が子育てや生活に関する有益な情報をまとめています。
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